LPレコード9枚組 カラヤン ベートーヴェン交響曲全集チューリップラベル超買得品

カラヤン&ベルリンフィル ベートーヴェン交響曲全集レコード 1962年録音。美品 - アーティスト: Herbert von Karajan - 作品名: 9 SYMPHONIES - フォーマット: レコード - 数量: 全9枚 - 発売:グラモフォンとTIMELIFE ご覧いただきありがとうございます。 この全集の特徴は「詰め込まずに余裕あるカッティングに徹した良い音」にあります。 写真5.6.のように、4番5番はそれぞれ1枚2面に収められています。 第9も1枚2面に詰め込まずに2枚3面を使う余裕のカッティング。 ❶交響曲第1番、第2番 ❷交響曲第3番 ❸交響曲第4番 ❹交響曲第5番 ❺交響曲第6番 ❻交響曲第7番 ❼交響曲第8番、交響曲第9番.第1楽章 ❽交響曲第9番.第2楽章〜第4楽章 ❾序曲集 その結果、拡がりと重量感あるサウンドを獲得しています。 とりわけ第9にそのアドバンテージが顕著。カラヤンの第9のレコードは不遇で、国内レギュラー盤は1枚に詰め込まれて発売され、その結果、音はキンキン薄っぺらで窮屈。音像は小さく貧相でした。 この全集では、重低音のコントラバス、チェロの重たい「ブンッ！」と底鳴りするサウンドが魅力的。これぞベルリン・フィル！という感動が味わえます。 4番、5番《運命》にもハッキリ音の良さが看取できます。国内レギュラー盤では、4番は8番に組み合わされ片面に押し込まれていました。《運命》は《未完成》と抱き合わせでしたから、これも片面に詰め込まれていました。 3番《英雄》、6番《田園》、7番も、序曲や前奏曲は付かず詰め込まれていない分、音像が大きく迫って来ます。 ここが国内レギュラー盤との差異です。 序曲集はイーゴリ・マルケヴィチ指揮コンセールラムルー管弦楽団の良い演奏で1枚に収録(エグモント、コリオラン、献堂式、レオノーレ3番、フィデリオ)。 コラボした独グラモフォンと世界的出版社TIME LIFE、企画力の賜物です。 全体にレコード盤面はキレイです。 ほとんどスクラッチノイズはない美品。レーベルのチューリップデザインから1960年代後半の製品。この時代の美品に出会う運とチャンスは希少。箱は並の新品レベル。 「余裕あるカッティングのレコードで《奇跡カラヤン》のベートーヴェンを愉しみたい」と言う方にお勧めしたい全集です。